化学物質の総合データベース(汎域データベース)の作成・検索のためにMARSと呼ばれるシステムを既存のDBMSを用いて構築した。この既存のDBMSの有効性は幾つかの利用例を通して確認でき, 今後のファクト・データベース作成のよきツールとなるであろう。また各データベースのデータに関する問題点や改良案は, データベース作成上, 参考になるであろう。