特許管理・戦略に必要な社内外の特許情報を, 社内随所で随時引き出せることをねらいに全社的規模で開発した, 日立特許管理情報システムについて紹介した。最初にこのシステムの運用の一般的な環境を説明し, システム構築に至った経緯についても簡単に触れた。次にシステムのねらい, 特長, 効果, ネットワーク, 入出力などを説明したのち, システムの機能である特許業務管理, 特許情報検索, 特許情報加工について説明し, 主要検索キーである「特許製品コード」(社内作成) を紹介した。最後にこのシステムの利用の観点から, 開発部門への検索サービス体制, 特許戦略活動への利用について紹介した。