日刊工業産業情報データベース「NK-MEDIA」はJOISでサービスを始めて2年目を迎えたが, この間「このデータベースを使って何ができるのか」といった疑問が数多く寄せられた。情報化時代の有力な新兵器がデータベースであると強調しても、その威力のほどは実際に使用してみなければわからない。すでに、データベースの活用法に十分精通しているJOISの利用者などは別として、今後, データベースの普及率を高めていくためにはその活用法と効果についてもっとPRする必要性を痛感する。そこで, 新聞記事情報データベースのひとつである「NK-MEDIA」について, 身近な実例を参照しながら, その活用法の一端を紹介する。また, NK-MEDIAの当面の課題と今後の展望についても, プロデューサの立場から論述する。