200誌以上の物理学分野の雑誌について, その費用効果を調査した。ある論文が別の論文に引用される頻度に対する, 印刷された文字当たりの費用の比によって測定した, それらの雑誌の費用効果は, 3桁の大きさで変動している。このことは, 物理学分野の雑誌には実質的に極めて高価格のものがあることを意味している。現在, 物理関係の図書館は雑誌価格の急激な上昇によって財政的危機に直面している。その原因を分析し, 解決策を検討した。