企業においては, コンピュータと通信技術を駆使した情報システムを経営戦略の中心に据えた「CCN革命」が進行している。企業内で発生する様々な情報を集中的・一元的に管理・活用してサービスの向上を図り, 競争力の強化とシェア拡大をめざしている。また, 外部の情報の収集体制も一段と強化しつつある。経営における情報の活用には, 情報を分析・加工した結果であるインテリジェンスの創出と情報共有化のための企業内情報流通の促進が不可欠である。情報担当者には新しい活動領域として, インテリジェンス化のためのノウハウの開発や, 情報システムを活用した情報発信で大きな役割を果たすことが期待される。