東京ガスは利用者情報を活用して緊急保安業務, 設備管理業務, ガス営業活動の最前線が有効利用できるシステムを開発した。このシステムは, CD-ROMと移動体通信システム, ホストコンピュータ上のデータベースを一体として活用することにより, 同レベルの情報をベースに基地と最前線のコミュニケーションを計れるようにして緊急時の出動から到着までの時間短縮, 作業の円滑化, 保安レベルの向上を狙っている。外部にデータを持ち出すことに対する機密保持, 作業の進捗状況の管理, 検索機能, 画面描写の高速化, CD-ROMの保守やこのシステムを利用した今後の展開などを紹介している。