科学技術振興事業団,科学技術庁金属材料技術研究所,理化学研究所は,ミシガン州立大学の協力を得て,材料設計,生物研究を対象として,超高速ネットワークを利用した研究協力実験を行った。日米間はミシガン州立大学と科学技術振興事業団の間を45Mbpsの国際回線で接続した。日本国内は,科学技術振興事業団から,金属材料技術研究所,理化学研究所へそれぞれ45Mbpsの専用線で接続した。実験の背景,実験の概要とそれに関連した国際試験回線の利用法,国際試験回線でのトラフィックの計測結果を紹介し,超高速回線を使ったアプリケーションを開発する上で留意すべき点にふれる。