本稿では,人文科学研究の支援システムを作成する際,データベースシステムに入れるデータを,データ保存の為にも人文科学者が直接作成することを提案する。それを可能にする手法としてTBDMとその記述言語であるSGML/XMLの実例を紹介し,利点と具体的な課題を示す。