化審法第3条に基づく「新規化学物質の製造等の届出」における届出業務は,業務の性質上,毒性試験データに代表される大部の試験報告書が添付されている。また審査のために数十部にも及ぶ報告書の写しが必要となっており,届出者の大きな負担となっているため,届出の電子化作業を行った。電子化にあたっては,届出書本体(通常1ページ)は紙での提出を願い,その他の添付情報をXML(1,000要素以上)と画像形式(Tiff)を利用して電子文書化することとした。XML形式で提出されたデータは,リレーショナル型のデータベースに蓄積し,届出処理業務や毒性評価等に活用することとした。2001年度から受け入れを実施する予定である。