「情報部門のアグレッシブな挑戦」について,平成12年度科学技術振興事業団前東京支所TOPIC分科会において研究を行った。情報部門を取り巻く情報環境は変化しており,インターネットは,ユーザ自らで簡単に必要な情報を検索して得ることができるという便利さがあるが,同時に情報部門不要論をもたらすなど弊害もある。情報部門の組織体への貢献度を,経営者へ正確に,適格なルートでPRしていくとともに,情報専門職側もコスト意識を持ち,顧客拡大に努め,新サービスの創出やプロジェクトイン型の参画などを試みることが肝要である。外部ヒューマンネットワークを活用し,インターネットを情報専門職の強い見方として有効に活用し,ユーザの問題を解決するなど組織に貢献し,情報部門としてアグレッシブに存続していくことが重要である。