出版社:Japan Science and Technology Agency, Department of Advanced Databases
摘要:
世界初の記録管理の国際標準ISO15489は2001年9月に制定された。この標準は国際的な記録管理のベストプラクティスとして,官民を問わずすべての組織の記録管理のガイドラインとなるものだが,「説明責任」が基調となっているのが特長である。ISO15489は近々,日本語化されJIS X 0902として発行される。日本での活用の方向としては,筆者が「記録管理のパラダイムシフト」と呼ぶこれからの記録管理,「説明責任のための記録管理」の遂行に役立つことが期待される。