文献データベースに搭載された書誌情報を計量的に分析するビブリオメトリックスを用いた研究では、手動による分析のため限られた対象件数にとどまっていることが多い。今回、科学技術振興機構が開発した解析可視化ツールを利用して、手動での分析では困難であった大量の対象件数による分析や、機関名の名寄せ、複数項目による共出現マップの作成など、可視化技術がビブリオメトリックスに与える影響について考察する。