我々が直面している持続可能性,少子高齢化といった複雑な課題は単一の学問領域では解決できず,領域間に跨った学際的な研究が重要であるとされている.本研究では,引用ネットワーク分析を用いて,そのような学際的な論文を抽出する手法を提案する.学際性を測定するネットワーク指標を用いて,持続可能性学をケースとして分析を行った結果,複数の指標の組み合わせにより,学際的な論文を効率的に抽出可能であることが分かった.