(1) 原料みかんに加温処理して罐詰を製造すると,加温の程度により液汁の白濁度が減少したが若干の苦味を生じた。 (2) 外果皮を除去して加温処理(例えば40℃に1夜放置)すると,白濁度,ヘスペリヂンの少い,しかも香味,色沢良好な罐詰を製造することができた。