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文章基本信息

  • 标题:アルミニウム塩沈澱法によるペクチン製法について
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  • 作者:塩入 英次 ; 三浦 洋 ; 萩沼 之孝
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1956
  • 卷号:3
  • 期号:4
  • 页码:191-197
  • DOI:10.3136/nskkk1953.3.191
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    1. 原料ペクチン質の評価は温和な状態で酸分解を行い,抽出液につき極限粘度数,ペクチン・グレード,ゼリー・ユニットを測定し,判定した。これによるとペクチンの原料としては夏柑果皮,温州柑果皮は上の部に,林檎搾粕完熟果[B]は中で,未熟果[A],摘果[C]はその価値が認められなかつた。 2. ペクチンの塩酸抽出液の極限粘度数は原料のペクチン質評価におけるそれに比して可成り低いが,各原料別の差は同様の傾向を示した。 3. 抽出液よりのペクチン沈澱を炭酸石灰または炭酸ソーダと塩化アルミニウム,アンモニアと硫酸アルミニウムの3つの方法にて行つた。これによると各法による差はほとんどなく,ペクチンの損失も林檎搾粕未熟果,摘果以外はほとんど見られなかつた 4. 塩類沈澱による粗ペクチンの無機成分についてはほとんど大部分がAlであり,灰分の含量も主に之に左右されていた。 5. 粗ペクチンの脱塩法は乾燥ペクチンについて塩酸-アルコールにて行つたが,予備試験として0.5%塩酸-60%アルコールで70℃, 30分間加温処理を行う方法がペクチンの品質を保つ上に適当と思われたので,この方法によりペクチンの精製を行つた。 6. 糖製ペクチンの品質についてペクチン・グレード,ペクチン含量(%),メトキシル基含量(%)(柑橘ペクチンについてのみ)を測定したところ,高メトキシルペクチンであり,ペクチン含量もほとんど90%以上を示し,ペクチン・グレードは林檎搾粕[A], [C]以外は80~120の間にあり,各原料,沈澱法の違いによる判然とした傾向はみられなかつた。 最後に本実験の1部を担当した園芸加工研究室水田昂氏,信州大学々生内藤茂美君,東京農業大学々生遠藤洋一君,無機分析について御教示御援助を願つた分析研究室久保彰治氏,堤忠一氏,また原料をあつせん下さつた方々に深謝致します。

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