(1) 千葉県下各地から,菜種分析試験106点を蒐集して,水分,含油量,千粒重の測定を行つた。 (2) 一方蒐集した試料の栽培条件を詳しく調査し,栽培条件と含油量との関係を,統計的に追求した結果 (3)水田裏作菜種は畑作に比して,明らかに含油量が高い。水分の少いものは含油量が高い。収獲時期の早いものは油が少い等に,有意性の関聯を認めた他は,油分を増す条件について明らかにし得なかつた。