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  • 标题:ブドウ酒防腐剤に関する研究(第2報) ブドウ酒の品質に及ぼす防腐剤の影響について
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  • 作者:櫛田 忠衛 ; 丸山 知章
  • 期刊名称:日本食品科学工学会誌
  • 印刷版ISSN:1341-027X
  • 电子版ISSN:1881-6681
  • 出版年度:1959
  • 卷号:6
  • 期号:1
  • 页码:1-5
  • DOI:10.3136/nskkk1953.6.1
  • 出版社:Japanese Society for Food Science and Technology
  • 摘要:

    1. 赤白両種の生ブドウ酒に数種の防腐剤をそれぞれ,種々の濃度に添加してびん詰し,20°に11カ月貯蔵したのち,ブドウ酒の品質変化をきき酒と化学分析によつて判断した。 (1) きき酒の結果はいずれの供試防腐剤も添加量の多い時(500ppm)には酒質をかなり害することが明白に認められた。特にビタミンK3は特異の刺戟味があるので,50ppm以上添加したブドウ酒はほとんど飲用に供することができなかつた。結局ブドウ酒に使用できる量は恐らく20ppm以下であろう。ソルビン酸も添加量が多くなると特異の薬味を発生した。しかし,サリチル酸(0.1%の添加はよくなかつた),安息香酸ブチルエステル,デヒドロ酢酸ソーダなどは比較的影響が少ないようである。 (2) 分析の結果によると,すべての防腐剤はブドウ酒の貯蔵中における酒精分の減少を防止し,また色素を変質させるよりはむしろ新たに着色させる作用がある。サリチル酸やソルビン酸が滴定酸度を増加させるのは当然であるが,ビタミンK3はこれを減少させた。揮発酸はサリチル酸,安息香酸ブチルエステル,およびビタミンK3などによつてわずかに増加した。 2. ビタミンK3の10ppmまたは20ppmと他の防腐剤との混合物の,ブドウ酒微生物に対する有効濃度を前報と同様,稀釈法で測定した。その結果,混用防腐剤の個有の有効濃度を減ずることができるかどうかは防腐剤の種類と菌種によつて決定されるもので,一概には結論を見出すことは困難であつた。しかし,しいていえは,サリチル酸とソルビン酸はビタミンK3と相助作用をおこして,比較的多くの菌に対して有効に働くものと思われる。

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