首页    期刊浏览 2024年11月25日 星期一
登录注册

文章基本信息

  • 标题:心理学研究者の倫理観 ――心理学研究者と学部生の意見分布,心理学研究者間の差異
  • 本地全文:下载
  • 作者:杉森 伸吉 ; 安藤 寿康 ; 安藤 典明
  • 期刊名称:パーソナリティ研究
  • 印刷版ISSN:1348-8406
  • 电子版ISSN:1349-6174
  • 出版年度:2003
  • 卷号:12
  • 期号:2
  • 页码:90-105
  • DOI:10.2132/personality.12.90
  • 出版社:Japan Society of Personality Psychology
  • 摘要:

    心理学における研究者倫理への関心が高まる中,日本パーソナリティ心理学会では研究倫理ガイドライン検討特別小委員会を設け,性格心理学研究者倫理の問題を検討した.その中で,日本パーソナリティ心理学会員および他の関連諸学会員の合計262名と心理学専攻の学部生59名を対象に研究倫理観に関するアンケート調査を行った.研究倫理観は基本的に相対的なものであるという認識にもとづき,心理学研究者と学部学生を対象に52項目の倫理的問題に関する許容度判断を求め,その意見分布を示した.全体のうち半数近くの項目で研究者と学生の間に許容度判断の有意差が見られ,いずれも研究者のほうが寛容という傾向であった.また,主たる専門や研究法による倫理判断の相違,性差,研究年数による相違,ならびに基本的倫理観と個別の倫理判断の関連性分析,52の倫理問題に関する許容度判断の主成分分析と主成分ごとの許容度判断などについて検討した.基本的には,各人が研究を行う上で必要な事柄に関しては倫理的判断が寛容になり,研究を行う上で必要性が低い事柄については厳格になる傾向が見られた.本研究の結果は,日本パーソナリティ心理学会員をふくむ心理学者一般について,個別の倫理判断をする上でのひとつの判断基準を提供するものと考える.

  • 关键词:心理学者の研究倫理観; 意見分布; 基本的倫理的態度; 研究者間差異; 倫理的許容度判断
国家哲学社会科学文献中心版权所有