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  • 标题:現代日本人の第3大臼歯の萌出時期
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  • 作者:山田 博之
  • 期刊名称:Anthropological Science
  • 印刷版ISSN:0918-7960
  • 电子版ISSN:1348-8570
  • 出版年度:1992
  • 卷号:100
  • 期号:4
  • 页码:425-432
  • DOI:10.1537/ase1911.100.425
  • 出版社:The Anthropological Society of Nippon
  • 摘要:

    愛知学院大学歯学部学生,歯科技工士,歯科衛生士ならびに大学の教職員983名(男性539名,女性444名:18歳から40歳)について,第3大臼歯の萌出時期を調査した.萌出は歯冠の一部が少しでも歯肉上に露出していれば萌出歯とみなした.なお第1および第2大臼歯がう蝕等で欠損している個体がある場合,この個体は調査の対象から除外した.調査されたデータは男女別々に,また各年齢毎に集計され,萌出率の算出を行った.平均萌出年齢は第3大臼歯が1歯以上萌出している頻度からプロビット分析により推定した.えられた結果を他の人種集団の萌出データと比較した. 男性および女性とも第3大臼歯の萌出率は22才頃まで増加していた.しかし22歳以降では男女とも萌出率にあまり変化は認められなかった.22歳時における1歯以上萌出率は男性が80.6%,女性は77.4%であった.また平均萌出推定年齢は男性が19.59歳,女性は20.67歳であった.一般に第3大臼歯以外の歯では女性の方が萌出は早いが,第3大臼歯では男性の方が早く萌出していた(上顎では1.6歳,下顎では0.8歳,全体では1.1歳の性差).また下顎の方が上顎よりも早く萌出していた(女性).現代日本人の第3大臼歯の萌出時期を他の人種集団と比較してみると,第3大臼歯以外の歯の萌出時期と同じ傾向が認められた.すなわち,現代日本人は他のアジアの集団や白人の集団と同様に萌出時期が比較的遅いグループに含まれていた.

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