1.清酒粕を精製した酒精液 (約30~50%) に浸漬し保存すると, 數ケ月の間何時でも合成清酒に清酒様の良好な香味を附與し得られるものが出來る。 2.此の揚合, 合成清酒石當り清酒粕1.5貫及2貫程度を含んだ酒精液を加へたものが最も好成績であつた。 3.本方法は新鮮粕を得られぬ時期に豫め用意して置いて應用すると妙味がある。