燃料と時間との経濟を思ひ焼酎醪の様にア々コール濃度12%以下のもののアルコール定量に際し原液50c.c.を取つて何c.c.迄蒸溜すれば充分であるかを試所した。 其の結果12%のアルコール液では資料50c.c.を蒸溜しで15c.c.を探取し之に水を加へて50c.c.としたものは11%, 20c.c.を採取し同様に慮理したものは12%を示したから20c.c.の採取で充分である事を知つた。