(イ) 本品評会の如く醸造醤油を基体として, 作成された醤油の場合その色調分析の結果と品評結果との間に一応正の相関々係があることが分つた。上位クラス程高色的で下位は深色的傾向を示す。 (ロ) 1ケ月目の色調変化は, 下位クラスの高色化と上位クラスの深色化傾向を示した。(ハ) ユケ月目の色度は総体に高くなつている。 (二) 全般的に県内産の醸造醤油の色調の性格を示したものと思う。