1. 昭和34酒造年度に大阪局管内で使用された酒造原料米46点についてtest millによる精米試験を行った。 2. A歩合では品種間に殆んど差は認められない。 3. 所謂酒造好適米は玄米胴割率が大で, これは白米完全粒比率を小とし, ひいては水切吸水率, 蒸し吸水率をも大とする。 4. 現行玄米俵当価格差は専ら外観によるもので, 精米効率とは余り関係なく, むしろ玄米胴割率は価格の高いもの程大となっている。