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  • 标题:北海道産米の酒造適性試験 (第7報) もち米「雪もち」種の理化学的性状について
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  • 作者:赤井 隆 ; 高橋 正男 ; 山田 康郎
  • 期刊名称:日本醸造協会誌
  • 印刷版ISSN:0914-7314
  • 电子版ISSN:2186-4012
  • 出版年度:1962
  • 卷号:57
  • 期号:12
  • 页码:1103-1108
  • DOI:10.6013/jbrewsocjapan1915.57.1103
  • 出版社:Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic
  • 摘要:

    1北海道産米の酒造適性試験の一部として現在道内で一般に生産されているもち米, 雪もち種の酒造適性を検討することを目的として, 性状試験を行なった。 2雪もち種の米粒の大きさは中粒に属し, 成熟度は普通である。 3精米中の砕米は精米歩合67%で約8%生じた。 4精米中の蛋白質および脂肪の減少率は精米歩合67%で, 玄米成分に対し, それぞれ40.5, 87.3%に達した。 5精白米の吸水による浸米の重量増加は梗米に比較して高く, 吸水による重量増加の曲線は, ほぼ水平になる点は時間的に遅くなる傾向を認めた。 6蒸米の分解溶解量は糎米に比較して遙かに急速であり, 精米歩合76-66%の問において, 酵素作用時間22時間後 (30℃) には原料中の殿粉量の90%前後が分解溶解されており, 精白度による差異はほとんどない。但し, 精白度向上によって殿粉含有量が多くなるため, その差だけ生成糖量も増加している結果を示す。 追記 本試験は36酒造年度における本道内酒造工場に配当される厚料米中四段用もち米が急に道産もち米の割当に変り, その性状を早期に把握するために行なった試験でもあり, 道内約半数の25酒造場において道産雪もち種を使用した結果では (酒造場所在地によって雪もち種の産地が異なった) 前年度までに使用した本州産もち米とほとんど変わらないという意見が大多数であったが, 一部酒造場ではメーターの出が1-2度少ない。また, 溶解速度が若干遅れる傾向があるという観察もあった。全般的に当初懸念した精米中の砕米および香味, 色沢の劣下の心配は現在のところ認められないようであるが, 今後貯蔵中における酒質の変化等について更に検討する考えである。 終りに, 試料の提供と種々有益な助言をいただいた農林省北海道農業試験場, 作物第一研究室の各位に厚く御礼申し上げると共に本研究は試験場, 長谷川食品醸酵部長および札幌国税局, 加藤鑑定官室長の発意によって行なったことを附記して, あわせて試験に助力された米村賢一嘱託に感謝致します。

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