清酒中のフェノール系化合物の分離確認法を設定するために, 標準物質について, シリカゲルカラムクロマトグラフィー, ポリアミドカラムクロマトグラフィーにおける溶出位置, アビセル薄層クロマトグラフィーにおけるRf値および発色性をしらべた結果, これらを適当に組合わせることにより各種のフェノール系化合物を充分分離出来ることを知った。