5種類の酒と, 6種類の料理について, 酒と料理間の適合性に関する官能検査を実施した。その結果について, 全体, および年令層別に解析すると共に, 主成分分析を実施し, 日本酒に関する主成分と, ワイン, 赤・白, ビールに関する主成分を認めた。また, 酒の好き嫌いについても, 調査を実施し, 同じく, 主成分分析を行なった。その結果を, 適合性の結果と比較, 両者の関係について論じた。