水中のマンガンを次亜塩素酸ナトリウム, 硫酸アルミニウム, 活性炭素を用いて除去した。この方法は, 先ず試水のBreak-Pointを求め, これより多目の有効塩素を加え, できるだけ光量の多いところで酸化反応を行なわせる。醸化によって折出した二酸化マンガンの微粒子は約10~20g/tの割合で硫酸アルミニウムを添加して, 12時間で凝集沈澱させる。上澄液について, その中に残留する塩素を, その塩素の約10倍の活性炭素で吸着除去する。これによって, マンガン, 鉄が除去できた。また過マンガン醸カリ消費量が約65%減少した。