味噌の生産規模では九州一といわれる協業化工場が誕生した。品質主義を貫くための種々の配慮がなされ, 著者も述べているようにその設計にあたっては手造りと機械化との矛盾した要求を現実のものとすることに力点がおかれたという。それらのことが平明に述べられている。また, 運転開始の実際と計画との比較, 反省も紹介されている。