α-Amylaseおよびglucoamylase混在下において, その影響を受けないtransglucosidase活性の測定法について検討した。 1) Methyl-α-D-glucosideがα-amylaseおよびglucoamylaseによって分解されないことを確認し, これを基質とした測定法を設定した。 2) 麹および醸造用酵素剤のtransglucosidase活性を測定したところ, 麹には200~390 U/gkojiの活性が認められたのに対して, 大部分の醸造用酵素剤は活性が認められなかった。