清酒中のジスルフィド化合物を定量することを目的とし, イールマン試薬 [5, 5'-dithiobis (2-nitro benzoic acid)] による比色法を設定した。清酒が古酒化すると比色値は増加し, 熟成に関与する成分と比色値との間に高度の相関関係があることを認めた。