アルコールぐらい様々な原料から造られるものも少ない。魅力がそれだけ大きいことを物語っている。 100年ほど前, 近代産業としての産声をあげた日本のアルコール産業は時々のこの多大な期待に答えて幾多の変遷をとげてきた。今回は発酵工業の立役者であリ, また伝統産業の縁の下の力持ちでもあるアルコール工業の足どりとその将来を語っていただいた。