前報の試料より各タイプの代表30点を選び, アミノ酸, 有機酸, 香気成分について詳細な分析を行い, 官能評価とこれら成分や一般成分 (44変数) との関係を検討した。濃淡, 汚麗, 甘辛とアミノ酸や有機酸量や組成, また高級アルコール類との関係をタイプとの関連で検討した。主成分分析を行い寄与率の高い濃淡, 汚麗を軸とし, 各種タイプの試料の主成分得点により, タイプ別の特色づけを示すことができた。