ワインの糖類をオキシムーTMS誘導体として, 昇温ガスクロマトグラフィー法で定量することを試みた。 リテンションタイムの再現性は良好で, 測定値のくり返し変動率も3%以下であった。グルコース, フラクトースの定量値を酵素法のそれと比較したが, ほぼ満足できる結果が得られた。