自然界における物質輪回・ロがみ酒の歴史を現代の科学で眺め, 追求し, 新しい醸酒法の確立に迫ろうとする技術を紹介していただいた。その進め方が清酒を目標とするか新しい酒類を目標とするかと著者も問いかけている。真の理は常に漸近線の上にあリ, これからの発展が期待される。