1) 赤外線ガス分析器を検出器として用いたチュービングセンサー法による清酒もろみのアルコール分の測定条件について検討した。 2) 液中のアルコール分に対するチューゼングセンサーの応答は液温度および不揮性溶質濃度の影響を受けるため, それぞれに対する補正式を実験的に決定した。 3) この方法により清酒もろみのアルコール分の測定を行い, 測定値を温度とろ液の比重または全糖温度により補正した結果, 電うみろ液をガスク揖により分析したデータに対する誤差の標準偏差は0.3~0.4v%となった。 4) この方法により清酒もろみのアルコール分のオンラインによるモニタリングが可能となった。