終戦後間もなく京都大学考古学教室が調査した「酒造器物控」のコピーを山邑酒造の蔭山博士から送られた。酒造用器物の大小・形状・寸法・用途などめんみつに記録されており貴重な資料である。コピーに濃淡があり鮮明といえないところもあるが, 日本醸造協会ではこれを製本して保存することとなった。