新技術, 新製品, 新事業開発の必要性が高いことは論を待たず, 醸造業界においても例外ではない。しかしその具体的な取リ組みとなると問題なしとしない。 筆者らは, 各種の調査結果を踏まえて醸造業界の新事業開発の方向を明快に示し, 持てるポテンシャルを活かして醸造業が新たな事業機会を獲得するよう熱い眼差しを送っている。お三方とも農理系の出身であるだけに内容が実像として浮かび上ってくる。