平成の時代に入り, 酒ディスカウンターが全国各地に出現し, 現在は1000店余りに達したと言われている。そして酒の扱い量は増加の一途を辿っており, 酒市場とその流通機構に大きな影響を及ぼしている。 酒ディスカウンターが何故ここまで進出できたのか。また, これからの酒類市場はどのように展開するのか。大きな変革を迫られている酒類市場について卸, 生産者はどのように対処して行けばよいのか等について2回にわたって解析と未来予測をしていただいた。