市販の3つの酵素製剤から枯草菌由来のグルタミナーゼを精製した。本酵素は, 大小2つのサブユニットから構成されており, 推定分子量は42kDa及び22kDaであった。N末端の一次構造は, 枯草菌や納豆菌のGGTと高い相同性を示しており, 大サブユニットのN末端は, シグナルペプチドが異なった位置で切断されたと思われるアミノ酸配列を示していた。 終りに酵素剤の提供をいただいた, 大和化成 (株), 天野製薬 (株) 及び田辺製薬 (株) の各社に感謝致します。