円高を背景とした輸入ビールやワイン等の激安商品の出現, 酒ディスカウンター (DS) の台頭による酒類流通構造の大変革などの市場環境下, ここ数年来清酒の課税移出量が漸減している。 そこで, 本稿では清酒製造業界が積極的に取り組むべき需要開発戦略について, 量産型大量販売酒と個性的付加価値酒に分けて市場開発の製品及び流通対策を提言していただいた。