Lactobacillus heterohiochii H-1のグルタチオン (GSH) 排出に及ぼすエタノールの影響を検討した。対数増殖期または定常期初期の菌体では, エタノールの存在により, GSHの合成が活発になり菌体外へ排出されるGSHの量が顕著に増加した。この現象と火落菌の好アルコール性との関係を考察した。