紅麹菌のアルコール発酵能と赤色色素を利用するというユニークな発想で, 紅色低アルコール酒が開発された。紅麹にはコレステロール合成阻害物質や血圧降下作用が見いだされており, 機能性の点でも興味がもたれている。開発に至った経過や製造法, 酒の特徴等について解説していただいた。