本稿は, 今年第4号に掲載された「21世紀の日本酒の復権へ向けて」の続編である。依然として, 日本酒の消費数量が減少していることを危惧する筆者から, 今回は, 主に中小メーカーの課題と日本酒業界のマーケティングに対する考え方について提言して来られた。國酒である日本酒の復権を切望する筆者からの応援歌である。