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  • 标题:酒造用原料米における酒造適性の経年変動
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  • 作者:水間 智哉 ; 古川 幸子 ; 中村 智美
  • 期刊名称:日本醸造協会誌
  • 印刷版ISSN:0914-7314
  • 电子版ISSN:2186-4012
  • 出版年度:2001
  • 卷号:96
  • 期号:5
  • 页码:349-359
  • DOI:10.6013/jbrewsocjapan1988.96.349
  • 出版社:Japan Science and Technology Information Aggregator, Electronic
  • 摘要:

    平成3~8年産の原料米17品種23産地品種を用い, 諸性質について分析を行い, さらに清酒醸造試験に供した。また, その結果について統計的手法を用いて要約を行った。 (1) 原料米成分, 消化性分析, 醸造試験の各分析項目において, 米穀年度の影響が少なく明確な品種特性を示す項目として, 玄米千粒重, 70%精米必要時間, 20分吸水率が挙げられた。その他の項目は, 各分析項目に与える品種特性と米穀年度特性の影響は同程度であった。 (2) 記録的な不作となった平成5年産米は, その他の米穀年度とくらべて粗蛋白含量が高くなった。醸造試験においては, 発酵の進行がゆるやかになり, 日本酒度の切れが悪い, アルコール生成が遅い, 香気成分が低いなどの傾向がみられた。また製成酒は酸度が高い特徴となった。 (3) 同一品種 (日本晴) における産地間, 米穀年度間の差について比較検討した結果, 産地間に有意な差異がみられた分析項目としては玄米千粒重, 20分吸水率, 粗蛋白含量が挙げられ, 米穀年度に差異がみられた分析項目では消化性は蒸米吸水率, ボーメ, 直糖, 全糖であり, 醸造試験では日本酒度, アミノ酸度であり, 酒造適性に関する重要な項目が含まれていた。 (4) 醸造試験結果を用い, 各産地品種についてクラスター分析を行った結果, (1) 発酵速度が遅く, アミノ酸度が高い性質を有する日本晴を中心としたグループ。好適米の五百万石 (京都), 幸玉 (島根) においても, 同様の性質を有したため, このグループに属した。 (2) 粗蛋白含量が低く, アミノ酸度の低いグループ。 (3) カリウム含量が高く, 発酵速度の早いグループ。このグループに属する品種は遺伝的にも近縁であった。(4) アミノ酸度がやや高く, イソアミルアルコール, 酢酸イソアミルなどの香気成分の生成が高いグループ。(5) 品種固有の特徴を有するグループ。 などのもろみ状態および製成酒の特徴を明確に表す5つのグループに分類された。 (5) 醸造試験結果を用い, 各年度毎に因子分析を行った結果, 抽出された因子項目および寄与率は米穀年度に関わらず類似しており, 製成酒の特にアミノ酸やペプチドに由来する味に関する因子が常に寄与率の最も高い第1因子であった。各品種の因子得点には米穀年度による変動がみられ, さらに品種による変動にも大小がみられた。

  • 关键词:原料米; 酒造適性; 経年変動
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