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  • 标题:スギ人工林とヒノキ人工林での林齢による有機物動態の変化の比較
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  • 作者:市川 貴大 ; 高橋 輝昌 ; 浅野 義人
  • 期刊名称:日本森林学会誌
  • 印刷版ISSN:1349-8509
  • 电子版ISSN:1882-398X
  • 出版年度:2006
  • 卷号:88
  • 期号:6
  • 页码:525-533
  • DOI:10.4005/jjfs.88.525
  • 出版社:The Japanese Forest Society
  • 摘要:

    林齢および樹種の違いが森林生態系の有機物動態に及ぼす影響を明らかにすることを目的に, 関東地方の13, 21, 34, 48, 66, 93年生の同一斜面に隣接したスギ林およびヒノキ林において, 林床被覆率, リターフォールとA0層の乾重, 鉱質土壌の炭素含有量を比較した。年間のリターフォール量はスギ林では林齢の増加につれて減少し, ヒノキ林では林齢にかかわらずほぼ一定となった。ヒノキ林の土壌中に混入した針葉は1.5~7.3Mg ha-1であり, 林齢にかかわらずスギ林よりも多かった。土壌中の針葉量を加えたA0層量はスギ林とヒノキ林で概ね同じとなり, 13~34年生にかけて増加し, 34年生以上で一定となった。リターの滞留時間 (A0層量/年間のリターフォール量) は林齢の増加にともないヒノキ林では短くなっており, スギ林では長くなっていた。土壌の炭素含有量には林齢の増加にともなう一定の変化や樹種による明確な差がなかった。以上のことから, ヒノキ林ではA0層での有機物分解がスギ林よりも盛んであるにもかかわらず, 土壌中の炭素量がスギ林と違わないことから, リターの無機化がスギ林よりも活発であることが示唆された。

  • 关键词:スギ人工林; ヒノキ人工林; 有機物動態; リターの無機化; 林齢
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