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  • 标题:年輪解析による秋田佐渡スギ天然林の成立過程の推定
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  • 作者:太田 敬之 ; 正木 隆 ; 杉田 久志
  • 期刊名称:日本森林学会誌
  • 印刷版ISSN:1349-8509
  • 电子版ISSN:1882-398X
  • 出版年度:2007
  • 卷号:89
  • 期号:6
  • 页码:383-389
  • DOI:10.4005/jjfs.89.383
  • 出版社:The Japanese Forest Society
  • 摘要:

    秋田県の佐渡スギ群落保護林において,その成立過程をスギ伐根の年輪解析によって推定した。25 ha内の3カ所のスギの風倒木43本の伐根から円板を採取した。伐根径の平均は62 cm,伐採面の年輪数は平均235年であった。伐採高に達するまでの年数を推定し,それを伐採面の年輪数に加えて求めた発生時期は西暦1681∼1731年と推定された。現在,保護林内に生育しているスギ成木(dbh 30 cm未満),幼樹(dbh 5 cm未満)の直径と肥大成長の関係から生育環境(ギャップ下,林冠下)を求める判別式を作成し,それを供試木43本に当てはめて過去の生育環境を推測した。その結果,スギは発生当初は良好な環境下にあったが成長が一度低下し,西暦1790年頃にほとんどの供試木の成長が改善するパターンがみられた。平均発生年,成長改善の平均年とも円板を採取した3カ所の間では違いがみられなかった。以上の結果から,この林分では過去に2回の広域で強度な撹乱があり,最初の撹乱で現存しているスギが発生し,2回目の撹乱で成長が改善されたと推察された。近隣の履歴などから,撹乱はいずれも伐採によるものと考えられ,最初はスギが,2回目ではその後に生育した広葉樹が主に伐採されたと推察した。

  • 关键词:撹乱; 更新; スギ; 成長; 天然スギ林
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