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  • 标题:辛子明太子における Listeria monocytogenes の汚染実態と食品添加物による本菌の制御モデル実験
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  • 作者:樋脇 弘 ; 江渕 寿美 ; 馬場 愛
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:2007
  • 卷号:24
  • 期号:3
  • 页码:122-129
  • DOI:10.5803/jsfm.24.122
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    辛子明太子における L. monocytogenes の汚染実態調査を行うとともに, 辛子明太子の製造モデル実験を行い, 添加物製剤などを用いて本菌の制御方法を検討した. 辛子明太子144検体中16検体 (11.1%) に L. monocytogenes の汚染が認められたが, 汚染菌量は非常に低いレベルであり, 約80%の検体が1/g未満であり, 100/gを超える検体はなかった. 辛子明太子は低温処理中での L. monocytogenes 増殖の可能性が低い食品に該当するため, 今回の実態調査で判明した汚染菌量は, 健康人にとっては低リスクな範囲であると考えられた. しかし, 取扱いの不備によって L. monocytogenes の濃厚な汚染が生じた原卵および塩たらこなどの原材料は, 調味液の組成によっては製造工程で本菌が減少しない場合がある. そこで, そのリスクを低減させる目的で, 通常の製造法より a wを0.97と高めに設定した辛子明太子の製造モデル実験により, 食品添加物5製剤とナイシンの計6剤について L. monocytogenes に対する制御効果を調べた. L. monocytogenes の菌数の減少に優れた効果を示したものは, 2種類の酢酸ナトリウム製剤とナイシンであり, これら3剤のいずれかを塩たらこの塩蔵工程や辛子明太子の調味工程で添加すれば, L. monocytogenes によるリスクを低減できるものと考えられた.

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