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  • 标题:サルモネラ特異的PCR産物のDNA固定化水晶振動子による検出
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  • 作者:宮本 敬久 ; Sudsai TREVANICH ; 岡部 隆史
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:1999
  • 卷号:16
  • 期号:1
  • 页码:57-63
  • DOI:10.5803/jsfm.16.57
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    サルモネラ特異的なDNAを固定化した水晶振動子を作製した.まず, 水晶振動子を3-アミノプロピルトリエトキシシランで処理して金電極ヘアミノ基を導入した.アミノ基を末端に導入したサルモネラ特異的な464-mer DNAを含むDNA断片をグルタルアルデヒドを介してこの金電極上に固定化した.次に, このDNA固定化水晶振動子を用いて, S .Typhimurium IFO12529のゲノムDNAを鋳型としてduプライマーを用いて得られたPCR反応液, およびこれより精製したサルモネラ特異的464-bp PCR産物を試料として, 試料添加後の振動数の変化を測定した.その結果, 固定化DNAと相補的なPCR産物との二本鎖形成によると思われる振動数の低下が観察された.これに対して, 固定化した464-merDNAと相補的でないサルモネラ特異的702-bp PCR産物, ファージおよびプラスミドDNA, サルモネラ以外の細菌のPCR反応液を試料とした場合には, 振動数の低下は観察されなかった.また, 添加した相補的なDNA量と振動数変化の間には高い相関が認められた (相関係数 r =0.995).本DNA固定化水晶振動子は, 10mM NaOHで洗浄することにより, 再生可能で, 7回繰り返し使用できた.サルモネラを接種した鶏肉を増菌, 選択培養後に培養液より調製したDNAを鋳型として行ったPCR反応液でも振動数の低下が観察された.以上の結果より, PCR法とサルモネラ特異的DNAを固定化した水晶振動子を用いて, サルモネラの特異的かっ高感度な検出が可能であると思われる.

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