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  • 标题:BAXTMスクリーニングシステムおよびその増菌培養法の改良による食肉の腸管出血性大腸菌O157: H7検査法の高感度化・迅速化の検討
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  • 作者:中島 和英 ; 三浦 和行 ; 清水 義治
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:1999
  • 卷号:16
  • 期号:2
  • 页码:111-115
  • DOI:10.5803/jsfm.16.111
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    食肉におけるO157: H7検査法の高感度化および迅速化を図るための試みとして米国のQualicon社が開発したBAXTMスクリーニングシステムを取り上げ, その有効性と同法の増菌培養法の改良による迅速化について検討した結果は以下のとおりである. 1) PCRキット法の菌液中のO157: H7 (VT2, VT1&2) の検出感度は, 105cfu/m l で培養法の104cfu/m l より低かった.しかし, 食肉 (牛, 豚, 鶏, 牛レバー) に接種したO157: H7検出感度は, 鶏肉のNO.2株の場合を除くいずれの食肉についてもPCRキット法 (1~40cfu/25g) の方が培養法 (10~2,100cfu/25g) よりも高かった. 2) 検査所要時間は, 培養法では40時間を要するが, PCRキット法では25時間に短縮でき, 1昼夜で安全性を確認し販売に供することが可能であることが明らかになった. 3) PCRキット法は, 主要な試薬が錠剤に加工されていることなどから一連の操作が培養法よりも著しく簡便で, 検査の合理化および省力化に役立つことが明らかになった. 4) PCRキット法の一層の迅速化には, 同法の前段での増菌を振とう培養で行うことにより従来の培養時間を20時間から10時間に短縮が可能と考えられる.

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