首页    期刊浏览 2024年11月08日 星期五
登录注册

文章基本信息

  • 标题:静岡県におけるヒト由来志賀毒素産生性大腸菌の血清型, 志賀毒素型, 薬剤感受性およびO157のファージ型 (1987~2002年)
  • 本地全文:下载
  • 作者:増田 高志 ; 有田 世乃 ; 川森 文彦
  • 期刊名称:日本食品微生物学会雑誌
  • 印刷版ISSN:1340-8267
  • 电子版ISSN:1882-5982
  • 出版年度:2004
  • 卷号:21
  • 期号:1
  • 页码:44-51
  • DOI:10.5803/jsfm.21.44
  • 出版社:Japanese Society of Food Microbiology
  • 摘要:

    1. 静岡県における過去16年間 (1987~2002年) の患者総数は358名であり, 1997年が67名と最も多かった.O群型で分けるとO157による患者が250名と最も多く, 以下O26による患者が69名, O111による患者が20名の順であった.集団感染事例は3件あり, 2000年に発生した保育園におけるO26:H11・ Stx 1による患者数21名の事例が最大であった.また, 家族内感染事例が48件 (患者数128名) あった. 2. ヒト由来STEC分離株はO157:H7・Stx1/2産生株が130株, O157:H7・Stx2産生株が80株, O26:H11・ Stx 1産生株が51株と主要な分離株で74.4%を占めた. 3. O157で231株中71株, O26で66株中35株, O111で13株中7株, その他で7株中3株が12薬剤のいずれかに耐性を示した.これらは12の耐性パターンに分けられ, SM/TC2剤耐性が35株, ABPC/SM/TC3剤耐性が21株, SM単独耐性が20株の順で, 4薬剤以上に耐性を示した株が7株みられた. 4. RDNC9株を除く222株のSTEC O157が27のファージ型に分けられ, 2型と32株が多かった.また, 年次別推移では1997年に32型が53.3%を占めたのに対して, 1997年以外は分離頻度の高いファージ型は異なったが2型, 14型は毎年分離された.同一の集団感染事例や家族内感染事例からのSTEC O157分離株はすべて同一のファージ型であり, ファージ型別は疫学解析の手段として十分活用できることが示された.

国家哲学社会科学文献中心版权所有